- ディーラでは中古車の値引きが可能か
- 値引き交渉のポイント
- 値引き金額の相場感
ディーラーでの中古車購入を検討している方は、値引きについては興味がありますよね。
ディーラーでの中古車は一般的な中古車販売店と比べて価格が高めに設定されることが多いですが、その理由はディーラーが提供する高品質なサービスや整備にあります。
しかしながら、購入時に値引き交渉を行うことは可能です。また、ディーラーでの中古車購入の値引きには、ちょっとしたコツやタイミングがあります。
この記事では、ディーラーで中古車を購入する際の値引きの可能性、交渉のコツ、および値引きの相場について紹介します。
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ディーラーは中古車の値引きをする?しない?
- ディーラーで中古車の値引きは可能か
- 中古車を現金一括で購入したら値引きできる?
- ディーラーが値引きをする理由
ディーラーで中古車の値引きは可能か
ディーラーでの中古車購入においては、一般的な中古車販売店よりも価格が高めに設定される傾向があります。
これは、ディーラーが提供するサービスや整備の品質が高いためです。しかし、値引き交渉自体は可能です。値引きの幅は大きくはありませんが、車両価格の3%~10%の範囲で値引きされるのが一般的です。
具体的な値引き交渉の方法としては、即決で購入する意思を見せることがポイントです。これは、営業担当者が商談時間を短くしたいと考えている場合には、積極的に値引きを提案してくれる可能性があります。
また、購入を急いでいない場合は、決算期や新車のモデルチェンジ直後など、特定の時期を狙うことも一つの方法です。これにより、ディーラーが販売台数を確保しようとする際に値引きしやすくなります。
さらに、オプションの追加やディーラーの紹介するローンの利用を明言することも値引きしてもらえる可能性を高めます。
このように、ディーラーでの中古車購入では、価格が一般の中古車販売店よりも高めですが、購入時期や交渉の方法次第では、一定の値引きをしてもらうことは可能です。
中古車を現金一括で購入したら値引きできる?
よくある勘違いとして、現金一括で購入すると値引きしてもらえるのではないかという考え方があります。実は、ディーラーで中古車を「現金一括で購入すること」が、値引きしてもらえる要素とはなりにくいのが実際です。
ディーラーとしては、ディーラーが紹介するローンを利用して購入してもらう方がメリットがあります。ディーラーローンを利用してもらうと、ローン提供先の金融機関から紹介料をもらうことができるからです。
値引きという部分で考えると、その紹介料のいくらかを値引きの材料にあててもらうことで、値引きが可能になります。
ただし、現金一括購入が値引き交渉に何のメリットもないわけではありません。即時決済が可能な場合は、現金一括にせよ、購入の意思表示をすることで、ディーラーが在庫を速やかに回転させたい場合や、決算期など特定の時期には、現金一括での交渉が有利に働くこともあります。
このような状況を見極めつつ、ディーラーとの交渉を進めることが重要です。
ディーラーが値引きをする理由
ディーラーが中古車の値引きを行う主な理由は、販売目標の達成や在庫の消化にあります。
特に、決算期や販売台数が低迷している時期には、ディーラーは販売促進のために積極的に値引きを行うことがあります。このような時期には、ディーラーも販売目標を達成するため、または古い在庫を早く売り切るために値引きします。
さらに、新車のモデルチェンジ直後も、市場価格が自然に下落するため、中古車の値引きがしやすくなります。モデルチェンジにより新型車が登場すると、旧型モデルの魅力が相対的に低下し、価格調整が必要となるためです。
ディーラーでの中古車値引き交渉の方法
- 中古車販売の値引きしやすい時期
- 販売側の心理を理解する
- 値引きできる可能性がある部分を知っておく
- 購入予算の確保
- 中古車値引き交渉の効果的な言い方
- 交渉のタイミングとその見極め方
中古車販売の値引きしやすい時期
ディーラーで中古車の値引きがしやすくなる時期は、主に決算期やボーナス商戦が行われる時期です。これらの時期は、ディーラーが販売目標を達成しようとするため、通常よりも値引きに応じやすくなります。
特に、年度末の3月や中間決算の9月は、ディーラーがその年度の販売目標を達成するために積極的に値引きを提案する傾向にあります。
また、12月や7月のボーナス商戦期間も、消費者の購買意欲が高まるため、ディーラーはこのチャンスを利用して在庫を早急に減らす目的で値引きを行うことが多いです。
これらの時期を狙って中古車の購入を検討することで、よりお得な価格で購入する可能性が高まります。
販売側の心理を理解する
ディーラーの営業マンは、しばしば売上目標の達成に向けて強いプレッシャーを感じていることもあります。
このプレッシャーは、営業マンにとって販売台数を増やすために値引きを行う動機となることがあります。
したがって、購入者が積極的に購入意志を示し、その意志を明確に伝えることで、営業マンは目標達成のために値引きに応じやすくなる可能性があります。
この心理を理解し、交渉時には自らの購入意欲をきちんと伝えることが値引きを引き出す鍵となります。うまくやろうというよりは、正直に購入意思があることを伝えるのが大切です。
営業マンも購入してくれそうなお客さんには、目標達成に向けて協力的な姿勢を見せたいものなのです。
値引きできる可能性がある部分を知っておく
ディーラーで中古車を購入する際、車両本体価格の大幅な値引きは期待できないものの、他の費用を削減することで総支払額を抑えることは可能です。
具体的には、オプション料金や諸費用の削減が値引き交渉として可能な部分として考えられます。これに加えて、ディーラーオプション、保険の手配、アフターサービスのパッケージなどについても値引きの交渉を行うことが可能です。
これらの要素は販売価格に直接関連しないため、ディーラーが柔軟に対応しやすい領域となっています。
また、値引き交渉を行う際は購入予算をしっかり把握したうえで進めましょう。営業マンもどこまで値引きすれば、購入してもらえるのか頑張りどころを見極めようとします。
購入されるかわからない客に、営業マンも値引きを頑張る理由がないのです。
購入予算の確保
購入予算を決めることで、実際に手に入る現実的な車選びが可能になります。
賢く車選びをするために購入予算を決めましょう。
購入予算は、今の愛車がどのくらいで売れるかによって大きく影響します。
一般的に下取りよりも買取りサービスを利用するほうが、5万~10万円は高く売れると言われています。
ネットで利用できる無料査定サービスが便利です。
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中古車値引き交渉の効果的な言い方
中古車の値引き交渉においては、「即決する」という意志を明確に伝えることが効果的です。
ディーラーの営業マンに対して強い購入意志があることを示すことは、営業マンの販売目標達成への貢献を意味するからです。購入条件として値引き額、「いくらまで値引きしてくれたら」ということも伝えると、値引きの目標が明確になり、営業マンも考えてくれます。
さらに、他のディーラーでの価格見積もりも提示することも、値引き額の目標にしやすいため値引きを考えやすいポイントです。
しかしながら、値引き額があまりにも大きく、無理な金額にならないようにすることもポイントです。目安として提示額の3~10%の範囲で考えてみると良いでしょう。
交渉のタイミングとその見極め方
ディーラーで中古車の交渉を行う際、タイミングが非常に重要です。タイミングとは、営業マンが「売りたい」と思うタイミングです。
それがいつなのか、わかれば苦労しないのですが、「売りたい」と思うタイミングで交渉できると値引きは期待できます。
そのタイミングの目安としは、月末や期末のように、営業マンが売上目標を達成するためのプレッシャーを感じている時期は、値引き交渉がうまくいくタイミングとなりえます。
さらに、展示車や試乗車のモデルチェンジ後の処分時期も、ディーラーが在庫を一掃したいと考えるタイミングとなるため、値引きが期待できる良いチャンスの可能性があります。
しかしながら、人気の車種であればこのようなタイミングでも値引きは難しいのも事実です。置いておけば売れるような人気の車種ならなおさらです。
ディーラーでの中古車値引き額の相場
- ディーラーでの中古車購入で期待できる値引き額の相場
- 地域や車種による値引き額の違い
- ディーラー系中古車販売店の注意点
ディーラーでの中古車購入で期待できる値引き額の相場
ディーラーで中古車を購入する際、一般的に期待できる値引き幅の相場は車両本体価格の3%~10%程度です。
中古車の値引き幅の相場は、新車に比べて限られることが多いですが、特定の条件下ではより大きな値引きが可能になることもあります。これには販売台数の目標達成の必要性、在庫の状況、またはモデルの人気度などが影響します。
特に、ディーラーが販売目標に達する必要がある月末や決算期などは、値引きする可能性が高まります。
このような状況と市場での人気車種かどうかなど、中古車の値引き額の相場はあらゆる要因で変化するので、目安として3%~10%と考えてみてください。
しかしながら、そのようなタイミングでも値引きが難しい場合もあるので、あくまで目安として、購入の意思と値引き額を伝えるのが値引きをうまく引き出すポイントです。
地域や車種による値引き額の違い
ディーラーでの中古車購入における値引きの相場は、地域や車種によっても大きく異なります。
地域によってディーラー間の競争が激しい場合、それが値引きを後押しする要因となることがあります。また、市場での需要が低い車種や、在庫が過剰になっている車種は、より大きな値引きが期待できます。
これらの車種は、ディーラーが在庫を早急に処分したいと考えるため、有利な値引き交渉ができる可能があります。
ディーラー系中古車販売店の注意点
価格は高いが品質も高い
ディーラー系中古車販売店の選択に際しては、いくつかの注意点があります。
まず、これらの店舗で取り扱われている中古車は、一般的な中古車販売店に比べて価格が高めに設定されていることが多いです。
これは、ディーラー系の中古車が厳格な品質基準に従って整備され、しばしばメーカーの認定中古車プログラムに基づいて販売されるためです。その結果、購入者は高い信頼性と品質を期待できますが、その分コストも高くなります。
しかしながら、安全・安心について信頼できることは大きなメリットでもありますね。
取り扱い車種が限定される
さらに、ディーラー系販売店は特定のブランドに特化しており、そのブランドの車種のみを扱っています。
このため、他のメーカーの車種との比較が困難で、市場全体の選択肢を比較検討する際にはそのディーラーの取り扱い車種の情報しか得られないことがあります。
特に、複数のブランドから選びたい場合や、すでに希望の車種や条件が決まっている場合には、ディーラー以外の中古車販売店を利用するほうが探しやすい場合もあります。
この記事のまとめ
この記事では、ディーラーで中古車を購入する際の値引きが可能か、値引き交渉のコツやポイント、値引きが期待できる時期についてまとめました。以下にその要点についてまとめます。
- ディーラーでの中古車値引きは可能
- 値引き可能な幅は車両価格の3%~10%
- 即決意思を示すことが交渉のポイント
- 決算期やモデルチェンジ直後が狙い目
- オプション追加時に値引き交渉が有利
- ディーラーローン利用時の値引きも可
- 現金一括購入での大幅値引きは期待薄
- 販売目標達成期のディーラーは値引きあり
- オプション料金・諸費用削減が値引きの余地
- ディーラー間競争が激しい地域で値引きしやすい
- 在庫過多の車種は値引き交渉が有利
- 値引き交渉のタイミングが良いと吉
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お乗り換えの場合、今の車を高く売ることで次の車の購入予算を確保する方法があります。
ガリバーでは、車種や年式、走行距離で、他の人の車をいくらで買い取ったかを公開しています。今の車の価値をご確認ください。
中古車購入を検討される方は、非公開車両を含む多くの車の中から条件に合った一台をガリバーに探してもらうのもひとつです。店舗訪問の手間がありません。